無駄な時間を過ごさず、効率よく釣果を伸ばしたい・・・
ランガンって耳にするけど、そのやり方がわからない・・・
ランガンはやってるけど、移動のタイミングでいつも悩む・・・
今回、そんな悩みを解消するために、「ランガン」というみんな知っているようであまり深掘りされていないテーマで研究室を立ち上げることにしました!
その名も「超効率化ランガン研究室」!!
ちなみに、しまなみエリア発の研究室ということで、しまなみエリアの楽しみ方についてもご紹介させていただきます笑
元釣具屋の店員、エギング歴20年の私が、これまでの経験と登山計画やサイクリングのコースプランニングを調べながら、「超効率化ランガン」を追求し、みなさんにお伝えします。
最後まで読んでいただくことで、超効率化ランガンの大まかな全体像と、その楽しみ方や奥深さがわかります。
ランガンとは?
ランガンという言葉をはじめて聞いた、知ってはいるけど何のことか分からない・・・という方もおられると思います。
ですので、まずはランガンって何なのかというところからご説明します。
ランガンという釣り方
ランガン(Run & Gun)とは、陸っぱり(ショア)からの釣り用語で、簡単に言うと場所を移動しながら釣りをすることを指します。
エサでターゲットを寄せないルアーフィッシングは、まず第一条件としてターゲットのいるポイントにエントリーすることが必要です。
そのような特徴から、ターゲットがいなければ次のポイントに移動するということを繰り返すランガンは、陸っぱりのルアーフィッシングでは有効な手段の一つです。
ランガンにおすすめの装備
いかに機動性を高めることができるかがランガン装備の基本の考え方になります。
必要最低限の道具で移動の負荷を軽減します。
基本的には、ロッド・リール・エギに加えて道具を入れるバッグ、あとはフィールドによってクーラーを持参するかどうか、という感じです。
ランガンに適した装備は、別の記事で詳しく説明する予定です。
2022.7記事作成中
また、ランガンと一言に言っても、想定エリアの範囲によって移動手段が変わります。
車やバイクなどを使用して移動するときも、いったん漁港などのフィールドにエントリーしたら、その漁港内で小移動をすることになります。
結論、いかに機動性を高める装備をすることができるか、がポイントになります。
基本的には、ロッドとリール、あとはバッグというスタイルで、クーラーについては場所による感じですね。
超効率化ランガンとは?
「超効率化ランガン」とは、個人的につくった造語なんですが、その定義は次のとおりです。
つまり、行きあたりばったりのランガンではなく、あらかじめ計画したルートに沿って釣りをしていくゲームです。
もちろん、当日の現場判断でプランに変更が生じることもありますが、大ざっぱな計画だけでも立てておくことで、1日の釣りがかなり効率化されます。
天候による影響が大きいので、天気予報の的中率が高くなる2〜3日前からプランニングすることが多くなります。
ゲーム性の高さがヤバいくらい面白い!
超効率化ランガンをおすすめする理由の一つに、そのゲーム性の高さがあります。
ランガンを超効率化するために、まずは釣行前のプランニングを行います。
プランニングを行うための要素は次のとおりです。
これらの5つの要素から、当日のランガンのプランニングを行います。
おおまかな流れは次のとおりです。
- 日程釣行する日程、時間帯を決める
- ポイント当日の天候や潮汐などをもとに、マップでポイントを選定する
- ルート釣り場から釣り場へのルートや移動時間を計算する
- エネルギーエネルギー補給(食事)のタイミングを盛り込む
修学旅行の旅のしおりを作るイメージですね笑
それぞれの項目の詳しいやり方や、使用するツール(アプリ等)については、別の記事で詳しく説明する予定です。
【プランニング①】釣行する日程と時間帯を決める
釣りに行くことを決めたら、まずは日程から決めることになるでしょう。
そのときにあると便利なのが天気予報アプリと潮汐アプリです。
まずは天気予報アプリで釣行可能か、また風向・風速からメインとなる釣り場(方角)を決めます。
次に潮汐アプリで釣行当日の潮汐を確認し、最も釣果の期待できる時間帯を確認します。
詳しくはこちらの記事で説明しています。
【プランニング②】当日の天候や潮汐などをもとに、マップでポイントを選定する
天候と潮汐を確認したら、次は実際に竿を出すポイントを選定。
天候データでは主に風向・風速で大まかなエリアを、潮汐データは、メインとなるポイントを選定するのに活用します。
詳しくはこちらの記事で説明しています。
2022.8記事追加中
超効率化ランガンで釣果UPは確実!
超効率化ランガンでは、プランニングが最も重要なポイントになりますが、とはいえ釣りは自然相手の遊び(ゲーム)です。
当初立てたプランが、現場の状況により変更になることはよくあります。
当日の状況 | とるべき行動 |
---|---|
想定以上に釣れ続いている | プランは変更して粘る |
反応が得られない | 早々に見切って次のポイントで時間を使う |
また、ポイント内での場所移動のタイミングや距離については、人それぞれです。
1投で移動(いわゆるワン移動)する人もいれば、10投程度探ってから移動する人もいます。
また、移動距離も一気に何十mも移動する人もいれば、1mずつ移動していく人もいます。
いちばん分かりやすい次の移動先は、地形の変化(ストラクチャー)を視認できるポイントです。
ポイント内での場所移動のタイミングや距離も、地形や状況によって異なりますが、このカテゴリー内の別記事で掘り下げていく予定です。
いずれにせよ、超効率化ランガンでは、当日の現場の状況によってプランの修正が発生することになりますので、結果として釣果UPにつながります。
場所移動のタイミングはたしかに悩みどころですね・・・。
しまなみエリア発!島エギングランガンのすすめ
今回の記事では、超効率化ランガンのおおまかな全体像をお伝えしていますが、特におすすめしたいのが、しまなみエリアでの超効率化ランガンです。
島の数だけゲームがある!
しまなみエリアのエギングの魅力は、多彩なフィールドと潮流を攻略するかという点になります。
しまなみエリアで釣れるアオリイカは、黒潮の影響を受けるエリアに比べると、どうしてもサイズ面で引けを取ります。
内海であるこのエリアは、外海に比べると水温が低く、エギングでの釣果が期待できるのは、9月〜12月上旬の秋シーズンのみです。
アベレージで200g〜300g、最大で1kgちょい、日中なら500g以上が出れば良型というサイズ感ですが、それでも他のエリアにない魅力がしまなみエリアにはあります。
しまなみ海道(橋)が通る3つの島、大島、伯方島、大三島とそれ以外の約20のの有人島、さらには渡船を利用すると数え切れないほどの島々が超効率化ランガンの舞台となります!
個人的におすすめなのは、島を1周するプランです。
しまなみエリアだからこそのプランで、ゴールがある感じが好きです。
これだけ島があると、一生かかっても遊びきれませんね笑
ついでに食べて観て泊まって島を楽しもう!
釣りを楽しむだけではもったいない!
ついでに島ならでは観光名所や食を楽しむのも、多くの島々で形成されるしまなみエリアならではの楽しみです。
こういった楽しみがあるのもしまなみエリアを舞台にした釣りの魅力だと思います。
さあ、超効率化ランガンゲームを始めよう!
今回の記事では、超効率化ランガンのおおまかな内容と、釣りにおけるしまなみエリアの魅力について紹介しました。
超効率化ランガン、しまなみエリアの楽しみ方の詳細については、これから記事を追加していきます。
エギングの超効率化ランガンを楽しむために、ぜひ一度と言わず何度でもしまなみエリアを訪問してくださいね。